iCloudで写真とビデオを共有し、最新の状態に保つ
写真やビデオをiCloudに安全に保存し、iCloud写真、iCloud共有フォトライブラリ、共有アルバムを使用してほかの人と共有することができます。
iCloud写真
「iCloud写真」を設定すると、デバイス上の写真とビデオがiCloudにアップロードされます。自分のデバイスの写真アプリでそれらを見ることができ、iCloudにすでに保存されている写真やビデオ（たとえば、「iCloud写真」がオンになっている別のデバイスから保存されたもの）が写真アプリに追加されます。
iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Windowsデバイスなど、「iCloud写真」がオンになっているすべてのデバイスで自分の写真やビデオを見ることができます。WebブラウザでiCloud.comにアクセスすることにより、iCloud写真やビデオにアクセスすることもできます。
写真やビデオはクラウドにあるため、新しい写真の撮影、ビデオの編集、写真の削除など、1つのデバイスで行った変更は、すべてのデバイスに自動的に反映されます。どこからアクセスしても、写真やビデオの最新バージョンが表示されます。
iCloud写真に保存されている写真やビデオを削除すると、すべてのデバイスから削除されます。削除した写真とビデオは、iPhone、iPad、Mac、およびiCloud.comの写真にある「最近削除した項目」フォルダに移動されます。最近削除された写真やビデオは、30日間は復元可能です。「最近削除した項目」フォルダからファイルを完全に削除した場合、それらの写真やビデオを復元することはできません。
iCloud共有フォトライブラリ
iCloud写真を使用する際に、iCloud共有フォトライブラリを作成することもできます。これは、最大5人と共有できるiCloudフォトライブラリです。誰でも写真やビデオを追加および編集したり、お気に入りに登録したり、キャプションを付けたり、削除したりすることができ、すべての共同作業者が変更をリアルタイムで確認できます。
iCloud共有フォトライブラリの写真とビデオはすべて、ライブラリのオーガナイザーのiCloudストレージを消費します。
共有アルバム
共有アルバムを使用して、写真やビデオのアルバムを作成することができます。共有する相手が写真やビデオをアルバムに追加できるか、コメントや「いいね！」を付けるだけかを決定します。共同制作者が共有アルバムに変更を加えると、誰でも変更をリアルタイムで確認できます。公開共有アルバムを作成することもできます。リンクを持っている人は誰でも、iCloudを使用していなくてもアルバムを見ることができます。
共有アルバムはiCloudに保存されますが、iCloudストレージにはカウントされません。
はじめに
iCloud写真、iCloud共有フォトライブラリ、共有アルバムの設定方法について説明します。
一部のiCloud機能には、最小システム要件があります。Appleサポート記事「iCloudのシステム条件」を参照してください。